ハム様の闘病日記

わがやのハムハム様(ジャンガリアン)たちの闘病日記です。

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トリコモナスについて、先週末に図書館にこもって調べてきた内容です。寄生虫関係、獣医関係、小動物の病気の本関係を20冊くらいあたりましたが、これくらいの情報しかわかりませんでした。
(ネットで調べた情報は先週の闘病日記に掲載してあります。)
もしこれ以外になにかご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたしますm(_ _)m。

【原虫の分類】
原虫(原生生物)とは、1個の細胞からなる生物でその大きさと形態は様々。細菌と異なる点はいずれも明瞭な核を有することであり、以下の5群に分類される(※1)

(1)肉質鞭毛虫類(Sarcomastigophora)
 アメーバ類、トリコモナス、ジアルジア、トリパノソーマなど
(2)アピコンプレックス類(Apicomplexa) 
(3)粘液胞子虫類(Mixospora)
(4)微胞子虫類(Microspora)
 (2)から(4)はすべて寄生性で、種類も極めて多く獣医学的に重要
 コクシジウム、トキソプラズマ、マラリア原虫、ピロプラズマ、ロイコチトゾーンなど
(5)繊毛虫類(Ciliophora)
 (5)は大型で寄生性のものは比較的少ない
 バランチジウム、バクストネラなど

【寄生虫の感染原因】(※1)
<寄生虫側の要因>
・発育環 感染経路、宿主体内移行経路、寄生部位
・寄生様式 (1)機械的障害(付着、吸着、圧迫、穿入、組織摂取、破壊など) (2)増殖・成長速度 (3)血球内寄生(血液破壊→溶血→貧血)
・化学的影響 代謝・分泌物質(ES抗原)、毒性物質、抗凝血物質など
・感染量 環境の汚染度、季節・気候
・異所寄生、迷入
・栄養の競合(宿主との栄養競合はあまり重視されていない)

<宿主側の要因>
・年齢、性別、品種(遺伝的要素)
・栄養状態、飼養管理、飼育密度
・輸送、放牧など環境の変化にともなうストレス
・感染歴 免疫・抵抗性
・衛生管理 予防措置、定期駆虫など

【トリコモナスの種類】(※2)
無脊椎動物にも脊椎動物にも寄生虫として動物界に広く分散している。多くのものが動物の腸管内に見いだされている。

・人・動物の腸 Trichomonas hominis ほぼ無害(?)
・女性の膣 Trichomonas vaginalis
・馬 EIT
・牛 Trichomonas fetus
・鳥 Trichomonas gallinae と Trichomonas gallinarum

【腸トリコモナス】(※3)
・人間の場合、汚い環境で栄養不良の場所で育った子供に多い。日本人にもたまに保有者がいる。
・牛やマウスやラットなどで調べてみると盲腸粘膜上に多い。

【通常用いられているトリコモナス駆除剤】(※4)
・メトロニダゾール製剤(metronidazole)(フラジール、トリコシード他、多数)
・チニダゾール製剤(tinidazole;ファシジン)
・トリコモナスに対して犬猫用に認可された薬はなく、人のトリコモナス膣炎、アメーバ赤痢、ランブル鞭毛虫症(ジアルジア症)の治療薬として開発されたものを、小動物に流用している。

【参考文献】
※1 家畜寄生虫学 実習・実験 石井俊雄ら編 文永堂出版 昭和62年第三版 p5 – 9
※2 家畜感染症(上) 波岡茂郎・大島慧監訳 医歯薬出版株式会社 昭和51年 p577 – 579, p612
※3 臨床寄生虫学 大鶴正満 編著 南江堂 第四版 1994年 p44 – 45、p51
※4 獣医寄生虫学・寄生虫病学(1)総論/原虫 石井俊雄著 1998年 講談社サイエンティフィク p6 ,19-21,29,35
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